頴娃小学校の地引き網で「魚の観察会」

公開日 2021年05月11日(Tue)

 5月8日(土)、頴娃町前原海岸において、南九州市立頴娃小学校の全校生徒104名が地引き網体験を行いました。
漁獲された「魚の観察会」の講師として、水産高校から、西野、溝端、町頭の三教諭が参加しました。
かいゑい漁協組合員の方が、早朝より沖合に入れてくださった網を起重機で陸側にたぐり寄せていきます。最後は小学生や保護者の皆さんで袋網を上げました。その後、波打ち際のブルーシートの上に水揚げされた魚を収穫カゴに選別します。マダイやヘダイ、イシダイ、マトウダイ、コバンザメ、ホウボウ、コロダイ、テンジクアジなどが漁獲されました。
「魚の観察会」では、小学生から、「コバンザメの吸盤の仕組みについて」という質問が出るなど、大変盛り上がりました。中には「初めて魚を触った!」と喜んでいる女の子もいて、地域の皆さんに海や水産に親しんでもらうことができた良い経験となりました。

西野先生

コバンザメなど